恵方巻狂想曲
さて、もうすぐ2月3日は節分ですが、節分などはクリスマスと正月という2大ビッグスター公演の狂熱の後に、申し訳程度にやってくる地味なイベントというのが世間の評価ではないでしょうか。
それでも、小さな子どもの頃は、本来食べ物であるはずの大豆を、家中にぶちまけたり、大人に投げつけたりと、その背徳感と非日常性にそれなりにテンションが上がる行事ではありました。
ただ、大きくなるにつれて豆まきをすることもなくなり、関西地方では、夕飯に家族が皆同じ方向を向きながら、母親が作ったのり巻きをひたすら無言で丸かじりするという、何ともシュールなイベントと化していきました。
急速にメジャー感を強めた「恵方巻」
ところがここ数年、この「のり巻きの丸かじり」という関西地方だけに存在した誰得儀式が、関西にとどまらず全国に急速に広まりつつあるようです。
この節分に丸かじりするのり巻き、通称「恵方巻」がこれほど全国に広まったのは、1998年にセブンイレブンが「恵方巻」の全国販売を始めたのがきっかけだと言われています。
変わり種「恵方巻」あれこれ
「恵方巻」がメジャーになるにつれ、イベントあるところに金儲けの種あり、とばかりに食品メーカーがさまざまな関連商品を発売しています。
ざっと調べただけでも以下のような「恵方巻」があります。
↓もはや定番。恵方巻ロールケーキ。
↓シュウマイの恵方巻。美味しそうです。
↓トルティーヤ恵方巻。まあ「巻く」という意味ではぎりぎり許せますか。
↓だがサイダー、お前は駄目だ!(もはや「巻き」要素すらありません。。。)
まあ、企業に踊らされていると言えばそれまでなんですが、お正月も終わって、春にはまだ遠いこの季節、あえて踊らされてみて、この「節分」というイベントを多いに楽しんでみるのも悪くないかもしれません。
ちなみに今年の「恵方」は西南西とのこと。
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