日本初上陸!ブルーボトルコーヒーってなんなん?
2月6日、アメリカの人気コーヒー焙煎所「ブルーボトルコーヒー」の初の海外出店となる店舗が、東京・清澄白河にオープンしました。
サードウェーブコーヒーとは?
この「ブルボコ」(ブルーボトルコーヒーを略して何と言うのか知りませんが、長くて面倒なのでこう呼びます)、なんでも「サードウェーブコーヒー」のエースと呼ばれているようで、そもそも「サウェコ」(サードウェーブコーヒーを略して何と言うのか知りませんが、長くて面倒なのでこう呼びます)ってなんなん?となりますが、
コーヒーウェーブの第一波は、19世紀後半にコーヒーの大量生産が可能になり、浅煎りのアメリカンコーヒーが大衆に広く親しまれるようになったこと。
第二波は、第一波への反発としての、深煎りの上質なコーヒーの流行。スターバックスやタリーズが世界を席巻しました。
そして今、第三の波(サードウェーブ)として、豆の産地を重視し、豆の個性を最大限まで引き出す淹れ方を追求したコーヒーがナウでヤングでトレンディとのこと。
その「サエコ」(サウェコも舌を噛みそうだったので、こう略します)の代表選手が今回、日本に初上陸した「ブルボコ」なんです。
海外初出店にどうして日本がえらばれた?
なぜ、海外進出一号店を日本にしたのかというと、ブルボコ創業者のジェームスさんが、日本語を勉強しているほどの日本好きらしく、もともと日本の喫茶店で飲んだコーヒーの味や、接客、雰囲気に触発されて「ブルボ」(ブルボコは、何か語感が悪いのでこう略します)を創業したとかしないとか。そういった背景もあり日本出店はジェームズさんの長年の夢だったそうです。
そうした日本式のこだわりや丁寧さは、ブルボの豆の焙煎と品質へのこだわりや、一杯ずつ丁寧に淹れて提供するスタイルに反映されています。
ブルとサエコは日本に根付くか
「ブル」(ブルボも面倒なので、もうこう呼んでやりますよ)のコーヒーは一杯、500円前後と、街の喫茶店や大手コーヒーチェーンと同様か、少し高い程度の値段設定。
しかし、街の喫茶店や大手チェーン店はおろか、最近はコンビニですら美味しいコーヒーを手軽に飲むことが出来ます。
美味しいコーヒーを提供するという単純なビジネスモデルではこの激戦区を勝ち抜くのは厳しいでしょう。
ただ、サエコ(ダルビッシュとは一切関係ありません)には豆本来の美味しさを引き出すというポイント以外に、お店がコーヒー豆産地の農園と積極的に関わり、現地の人達の労働環境の改善や賃金の向上に貢献していくという特徴があります。社労士という立場からも、このようなブルの取り組みには非常に注目しています。
ここ最近の消費は、「量から質」にシフトしつつあります。商品自体の質が高いのはもちろん、それが提供される過程の質にも消費者の厳しい目が向けられるようになってきました。
ブル中野のコーヒーを一杯飲むたびに、なんとなく良いことをしている気分にもなれる。。。ボランティア精神が高く、本当に良いものにお金を出す、今の若い世代にとって、ブルーボトルコーヒーはベストなコーヒーショップなのかもしれません。
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