社労士による時事ネタコラム

奈良の社会保険労務士事務所「よしだ経営労務管理事務所」の代表です。 このブログは、社会保険労務士および集客コンサルタントの立場から、日々のニュースで取り上げられた労働、雇用問題や法律についての解説をしたり、一般人としての立場から駄文を書いたりするコラムです。

グーグルプレイミュージックが遂に日本上陸。アップルミュージックとの比較は?

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Googleによる定額の音楽聴き放題サービス『グーグルプレイミュージック』の日本でのサービスが遂に開始された。

グーグルより少し先に、日本でのサービスが開始されたAppleによる『アップルミュージック』の大きな脅威となるであろうサービスである。

『アップルミュージック』が最初の3ヶ月間無料ということなので、取りあえず登録して使っていたのだが、正直なところ

「うーん、こりゃ無料期間が終わったら継続はしないかな。。。」

と思っていた。

なんだろう、何が駄目って、はっきりとはわからないんだけど、かゆいところに絶妙に手が届かないもどかしさをアップルミュージックには感じていた。

そこで、このグーグルのサービスの登場である。

「どうせ、アップルと同じようなもんでしょ。」

と思いつつも、グーグルも最初の1ヶ月は無料ということで、貧乏根性から取りあえず試してみたのだが。。。

 

 

グーグルプレイミュージックはかなり良い!!

結論から言うと

「グーグルプレイミュージックはかなり良い!!」

である。

アップルのサービスで、なんだか良くわからないがモヤモヤしてたものが、相当に改善されている。

まず、一番重要な曲数の多さであるが、

アップルは3000万曲以上、グーグルは3500万曲以上と、数の上でも若干グーグルに軍配があがるが、それ以上にグーグルは、アップルには加入していないソニーやビクターなどのレーベルが加わったことが大きい。

洋楽を聴く分には、特にどちらでも問題ないのだが、僕らのような40前後のおっさんにとって、グーグルプレイミュージックだと、EPIC SONY全盛期のJ-POPアーティスト達。TMネットワーク、佐野元春、渡辺美里、岡村靖幸、大江千里、米米クラブ、バービーボーイズなどのアーティスト達の過去のアルバムがほぼ全て聴けてしまうのは感涙ものである。

 

次に、グーグルプレイミュージック(長くて面倒になってきたので、以降ググプミと略す)は、無料のクラウドに最大5万曲も保存することができる。聴き放題の曲達を保存しておくことはもちろん、なんと既に自分でiTunesに取り込んでいる曲達も、この無料クラウドに登録保存することが出来るのだ。

つまり、スマホさえあれば、ググプミの3500万曲に加え、自分でiTunesに登録している曲までも、いつでもどこでも聴くことが出来てしまうのだ。

iPodが初めて登場したときも衝撃であったが、これもなかなかの衝撃である。

 

あと、ググプミが有利なのは月額の値段である。アップル、グーグルともに月980円という値段設定であるが、グーグルは10月18日までにサービスを申し込んだ場合、月780円でずっと利用出来るようにすることを発表している。

これには、アップルミュージックのアンドロイドでのサービス開始が、この秋から始まることを見越した上で、現在アンドロイド端末しか持っていないユーザーを一気に取り込んでしまおうという戦略が伺える。

ちなみに、ググプミは現時点で既にアンドロイド、iOSともに利用することができる。

 

音楽との向き合い方の新しい革命

さて、音楽定額配信サービスというものに、あまり関心のなかった僕なのだが、完全にググプミにはやられてしまった。無料期間がまだ1ヶ月も残っているにもかかわらず、すでに定期購入の手続きを完了してしまった。

アプリの精度や、使い勝手などにまだまだ改善の余地があることも確かだが、CDの普及から約15年後、iPodが登場し、音楽との向き合い方に革命をもたらしたように、iPodの登場から15年経った今、また新しい革命がおきようとしているのかもしれない。

 

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