デアゴスティーニがついに「アイデア枯渇」。ネタを一般公募へ
デアゴスティーニといえば、「週刊○○を作る」などの発刊で御馴染みの出版社ですが、この度、ついに「アイデアが枯渇」したとして商品企画の一般公募を始めました。
デアゴスティーニの動画では
・面白いアイデアを出さないとオフィスにすら入れない
・脳細胞を活発にするため、ランチはピーナッツ弁当一択
・万策尽きて、シャーマンの神託に頼る社員も存在
・退社時も、上司に面白いアイデアを提出しないと帰れない
といった、社員達のアイデア出しにまつわる涙ぐましいエピソードが紹介されています。(もちろんギャグですが)
毎週、ニッチな分野に関する情報を分冊して出版するパートワーク出版物の草分けとして、現在までにデアゴスティーニが出版してきた雑誌の中には、かなりユニークなモノもありました。最近だと、3Dプリンターを作る、なんてのもありましたね。
しかし、この○○を作るシリーズ。シリーズにもよりますが、完成までにおよそ1〜2年。総額にして10万〜20万程度かかりますので、かなりの忍耐と精神力を要します。
僕のような短気な人間は、間違いなく途中で飽きるか、作りかけの物を壊すか失くすかしてしまいそうです。
それでも、素晴らしい根気で最後まで完成させた猛者たちも存在し、ネットなどでその画像や動画を見ると、完成品のクオリティはかなり高く、デアゴスティーニ侮るなかれ!と、制作者の方々の努力の結晶に感動すら覚えてしまいます。
さて、確かに大概のことはやり尽くした感のあるデアゴスティーニですが、新たにどのような企画が考えられるでしょう。
意外に生楽器類を作るといったものが過去にないようですので、週刊エレキギターなどはどうでしょう。
いや、ありきたりすぎるな。
ここは、もう少し渋く、お年寄り向けに、週刊尺八を作るなどはどうでしょう。
創刊号は竹の苗付きで、本体となる竹から育てられるという壮大さ。竹が育つのが先か、余命が燃え尽きるのが先か!
。。。不謹慎ですね。
では少し発想を変えて、週刊会社を創るなんてのはどうでしょう。さすがに、実店舗をもつ会社は難しそうですから、ネットショップのHPの作り方や運営方法などを、毎週細かく解説し、必要なプログラムを付録として付ける。
うん、これはアイデアをもっと膨らませると面白いかもしれません。
もっとSF的な発想だと、週刊人造人間を創る。
もうこうなってくると、星新一や、世にも奇妙な物語の世界ですね。
なにはともあれ、アイデアが採用された場合は賞金100万円がもらえるとのこと、素晴らしいアイデアが思い浮かんだ方は、応募されてみてはいかがでしょう。
週刊パーツ付き組み立てマガジン マイ3Dプリンター 2015年 1/0号 [分冊百科]
- 出版社/メーカー: デアゴスティーニ・ジャパン
- 発売日: 2015/01/05
- メディア: 雑誌
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