社労士による時事ネタコラム

奈良の社会保険労務士事務所「よしだ経営労務管理事務所」の代表です。 このブログは、社会保険労務士および集客コンサルタントの立場から、日々のニュースで取り上げられた労働、雇用問題や法律についての解説をしたり、一般人としての立場から駄文を書いたりするコラムです。

トランス脂肪酸は体に悪い!ただし僕は気にしない!!

僕は食の安全性について、かなり無頓着です。

臭いを嗅いで、明らかに腐っているとわかるものはさすがに口にしませんが、産地が中国だろうが、福島だろうが、オコペッティ共和国(どこだ?)だろうが、気にせず口にします。

「毒も喰らう、栄養も喰らう。両方を共に美味いと感じ、血肉に変える度量こそが食には肝要だ」

という範馬勇次郎の思想に共感している者でございます。

それで、今回アメリカ当局が決定した、「トランス脂肪酸の食品添加、3年以内の全廃へ」というニュースについても、「なんか、めんどくさいことになってんな」程度の感想しかありません。

 

 

アメリカ人の心臓病はトランス脂肪酸だけが原因なの?

まあ、研究でトランス脂肪酸が悪玉コレステロールを増やすという結果が出たのであれば、そうなんでしょう。

でもアメリカ人に動脈硬化や心臓病が多いのは、

「ハハー!!マムの作るアップルパイはやっぱり最高だぜ!このバターたっぷりの濃厚さがたまらないぜ。」

コーラ ぐびーっ

「ハハー!!やっぱりランチは特大バーガーと山盛りポテトフライに限るぜ!!おいジョージ、どうした、バスケットボールはお前の頭だけにしときな!ハハーッ」

コーラ ぐびぐびーっ

と、食生活そのものに根本的な問題がある気もするんですが。。。

実際、アメリカ人のトランス脂肪酸の1日当たりの摂取量は日本人の約8倍という調査結果もありますが、トランス脂肪酸に限らず、コレステロールの高い物や高カロリーの物を食べ過ぎですよ。

 

トランス脂肪酸が含まれる食品

トランス脂肪酸には牛肉などに含まれる天然のものと、マーガリンなど人工的に作り出したものが存在します。どちらも悪玉コレステロールの原因になりますが、肉食の比率が低い日本人にとって、天然のモノはほとんど無視出来る程度の影響しかありませんし、人口のモノについても、日本人の平均摂取量であれば問題視することはないと言われています。

しかし、今回のアメリカでの決定を受けて、もしかすると日本でもトランス脂肪酸を禁止することになるかもしれません。

じゃあ、人工のトランス脂肪酸が使われている食品にはどんなものがあるのでしょう。

まあ、わかりやすいところで、マーガリンやマヨネーズ。

あと、ラードの代用品として使われるショートニングもトランス脂肪酸の固まりですのでそれが原料に使われる、ケーキや、アイスクリーム、クッキー、菓子パンなど。

細かいところだと、小さい頃に駄菓子屋で買って食べた、あの小さいヨーグルトのような駄菓子。

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これも、実はショートニングの固まりですね。

と、みんなが大好きジャンキーフードにはほとんど例外なくトランス脂肪酸が含まれているんですね。

 

大人はいいけど、子供には安全なものを食べさせたい

もし、トランス脂肪酸が禁止されると、これらの食品を製造する為に天然のラードやバターを使用しなければなりませんので、価格の高騰はまぬがれません。

先述したように、僕は食の安全性に関してかなり無頓着です。多少危なくても美味いもんが安く手に入るなら、それでオッケーという残念な人間ですので、日本は今のままでもいいんじゃない?と思うわけですが、60年以上にわたりトランス脂肪酸の危険性を訴え続け、今回のアメリカでの禁止のきっかけを作ったフレッド・カマロー教授という方の御年100歳ということを知り、「うう、なんたる説得力」と、ちょっと朝のマーガリンは、天然バターに切り替えようかなと思ったりもするわけですね。

あと、僕らなんかは別に何食ってもいいわけですが、やはり子供達には安全なものを食べさせたいと思いますしね。

でも子供って合成着色料バリバリのお菓子や、ジャンキーな食べ物大好きなんだよなー。

 

危険な油が病気を起こしてる

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