社労士による時事ネタコラム

奈良の社会保険労務士事務所「よしだ経営労務管理事務所」の代表です。 このブログは、社会保険労務士および集客コンサルタントの立場から、日々のニュースで取り上げられた労働、雇用問題や法律についての解説をしたり、一般人としての立場から駄文を書いたりするコラムです。

菱餅ラプソティ

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今日は3月3日、ひな祭りですね。

まあ、ひな祭りっていうのは基本的に女の子のお祭りで、我々男子にとっては特に関係がないわけですが。

ただ、私には姉がいまして、実家には祖父が姉の為にと購入した、わりと立派な5段飾りのひな人形がありました。

ひな祭りが近づくと、これを両親が段ボールから出し、階段を組み立て、そこに人形を並べていくわけです。

このひな人形が結構良く出来ていまして、右大臣や左大臣が腰に差している刀は、きちんと鞘から抜ける仕組みになっていました。

この刀を自分のガンダムの超合金に持たせ、

「うりゃぁぁあ!」

とビグザム(に見立てたお雛様)の頭に突き刺し

「やらせはせん!やらせはせんぞ!!」

とビグザム(に見立てたお雛様)に叫ばせ、俺的ソロモン攻略もクライマックスとなったところで、母親にぶん殴られるのが恒例でした。

 

憧れの菱餅

また、ひな祭りと言えば菱餅ですが、ひな人形とともに飾られる作り物の菱餅が、子供の頃はとても美味しそうに見えました。

ただ、我が家では菱餅を食べる習慣がなく、せいぜい、ひなあられの中のチョコボールを兄弟で奪い合ったり、母親が買って来た甘酒をちょっと飲んでみては、

「俺やっぱファンタでいい。なあ菱餅ってどんな味なん?」

と、まだ見ぬ本物の菱餅に想いを馳せていました。

大人になってから、スーパーで憧れの菱餅を買って食べてみたものの、「すあま」や「ういろう」を単に菱餅の形にして色を付けただけのものであり、それはそれで美味しいのですが、まあ予想通りの味で少々がっかりしたものです。

 

菱餅には娘を想う親の願いが込められている

そんな菱餅ですが、あの色や形にもそれぞれ深い意味があるようです。

“菱餅”

緑、白、ピンク(紅)の3色の餅を菱形に切って重ねたものを飾ります。色の意味にはいくつかの説があり、緑は「健康や長寿」、白は「清浄」、ピンクは「魔除け」を意味する説と、緑は「大地」、白は「雪」、ピンクは「桃」で「雪がとけて大地に草が芽生え、桃の花が咲く」という意味が込められているという説があります。緑餅は増血効果があると言われるよもぎを混ぜ、白餅には血圧を下げると言われるひしの実が入り、ピンク餅は解毒作用があると言われるクチナシで色をつけています。また、菱形は「心臓」を表していると言われ、災厄を除こうという気持ちや、親が娘の健康を願う気持ちが込められています。

 へー!菱形が心臓を表しているとは知りませんでした。

我が娘が、健康で清らかにすくすくと育ってほしいという親の願いが菱餅には込められていたんですね。

あと、親の願いというと、ひな人形を仕舞うのを遅れると娘の婚期が遅れると言われており、うちの両親も3月3日が過ぎると、急いでひな人形を片付けていたのを覚えています。

親が子供を想う心って本当にありがたいですよね。

まあ、うちの姉はまだ独身ですけど(笑)

 

 

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