投資の神様バフェット。アップル株をさらに買い増す
インベスターZという株式投資をテーマにした漫画がある。
とある中高一貫の名門校では、学費や給食費、その他全ての金銭的な負担が免除されている。では、どこからその運営費が賄われているのかというと、一部の秀才たちによって構成される秘密の部活「投資部」による投資活動によって稼ぎ出されているのだ!
という内容で、そこに新たに入学してきた、投資に関しては全くの素人である主人公を中心に話が進められていく。
ぶっ飛んだ設定の漫画であるが、ストーリー展開の面白さはもちろん、きちんと投資に関する基本も押さえており、面白くてためになる。
その漫画の中で伝説的な投資家として語られる人物がいる。
投資の神様バフェット
ウォーレン・バフェット
アメリカの著名な投資家であり、齢86歳ながら、今尚現役である。
また世界長者番付の常連であり、自己資金1万ドルから始めた投資は、現在600億ドルにも膨れ上がっている。
一方、その欲の無さでも知られており、毎年自身が受け取る報酬はおよそ1千万円程度であり、食事や住処においても贅沢を好まず、自身が死んだらその資産の99パーセントを慈善団体に寄付すると公言している。
〜金儲けがしたいなら、金儲けをしたいと思ってはいけない〜
という、
「じゃあ、一体どうすりゃいいのさ!!ムキーッ!!」
と欲深い我々であれば、頭をかきむしって、
「何が、『金儲けの秘訣教えます』だ!こんなクソみたいな本に1,000円も払っちまったよ、チクショーッ!金返せ!!こうなったらAmazonに星一つの鬼レビューじゃい!!」
となるところを、悟りの境地で黙々と実践し続け、大成功を収めている、まさに投資の神である。
アップル株さらに倍
さて、そんなバフェット氏が、自身が保有するアップルの株を二倍に買い増したという。
同氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイによる保有時価総額は約2兆円にのぼり、アップルの第5位の株主となる。
「自分が理解できないものには投資をしない」が信条のバフェット氏は、今までハイテク株への投資にはあまり積極的ではなかった。
しかし、そのバフェット氏がアップル株を二倍に買い増したというのだ。
世間一般的には、もう終わった、などとも言われるアップルであるが、投資の神は
「アップルは、これからまだまだ加速するでー!!」
と判断したのだ。
僕も実はアップル製品を愛用している一人であるが、最近のアップル製品には正直微妙な感想を持っていた。
「ジョブズが生きていればね〜」
などと、訳知り顔で現在のアップル製品を批判する一人なのだ!
僕「アップルはもうダメだよね〜。なんせジョブズがもういないんだから。ね〜、バフェちゃん」
バフェット「いや、俺アップル株を二倍に買い増すわ」
僕「・・・・・・」
期待していいのか、iPhone8に。
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