なぜ、セクシー☆ラグビールールは問題なのか?
「セクシー☆ラグビールール」
健全な男子としては、なかなかに興味をそそられずにはいられないワードである。
しかし、「つのだ☆ひろ」的なナニカである可能性も否めず、用心するにこしたことはない。
この「つのだ☆ひろ」もとい、「せく☆らぐ」がちょっとした急上昇ワードになっている。
「セクシー☆ラグビールール」とは、今年の9月に開幕となるラグビーのワールドカップを紹介するHPの特設コーナーに、日本テレビが公開した動画のことである。
動画の内容は、女性達がラグビーのルールを解説するというものなのだが、セクシー☆と銘打ってるだけあって、女性の胸や尻が強調されたものになっていたとのこと。
「ふむふむ、それはケシカラン!まったくケシカラン。。。」
と僕のような人間は、「ケシカラン、ケシカラン」とつぶやきながら、鼻の下を伸ばして動画を見るに違いないのだが、この動画に心の底から
「ケシカラン!!!」
と怒りの声を挙げたのが、ラグビー元日本代表の平尾剛氏である。
平尾氏はその熱いラガーマン魂で
「これまで打ち込んできたラグビーを鼻で笑われ、唾を吐きかけられたような気持ちになっています。けっして看過することはできません」
と自身のtwitterでこの動画を激しく非難。
それに同調したフォロアー達も一斉に非難の声を挙げ、動画は残念ながら既に削除されたとのことである。
本当に残念ながら僕はこの動画を見ていないのでなんとも言えないのだが、キャプチャー画像などを見る限り、あだち充先生でいう
「ムフ♡」
レベルなのじゃないかと思う。
平尾さんはお酒の席で、誰かが軽い下ネタでも言おうものなら
「不快だ!!俺は帰る!!」
というタイプの人なのだろうか?
それであれば仕方がない。
それとも、やはりラグビーを愛し過ぎるがゆえであろうか?
アメリカではランジェリー・フットボールといって、セクシーなユニフォームを着た女性が熱くアメリカンフットボールを行う競技が大人気であり、また今回の動画と同様に、セクシーさを強調した女性達がラグビーのルール解説を行うという動画もyoutubeなどに数年前からアップされている。
おそらく今回の日本テレビの動画も、そこからヒントを得て作成したものだと思われる。
過去、ビデオテープのベータ、VHS戦争というものがあったが、ソニーが提唱する「ベータ」フォーマットが駆逐され、VHSが勝ち残った要因の一つとして、いわゆる大人のビデオのフォーマットがほとんどVHSであったからだとも言われており、世の中に広く何かを普及させるツールの一つとして「ムフ♡」要素は重要であると個人的には思っている。
だから、平尾さんも熱いラガーマン魂で
「わはは!馬鹿なことやっとるわい!!ワシが元日本代表、平尾剛である!!!」
と江田島平八よろしく、動画を笑い飛ばしてくれれば良かったのにと思う。
いや、もしかすると
『平尾さん激怒→炎上→動画削除→ニュースになり大きな話題に→皆が動画に興味を持つ→誰かがyoutubeに動画をアップ→動画が多く再生される→ラグビーのルールを皆がある程度理解する→ワールドカップも見てみようかなーとなる』
と周到に日本テレビと平尾さんの間で仕組まれた炎上商法なのかもしれない!!!
もしそうだったらアッパレ!なんだけど、
まあ、そんなことは万に一つもないだろう。。。
でも、僕らが子供の頃は、普通に深夜にセクシーな番組をやっていて、それが大人の階段を順序よく登っていくための先生でもあったわけで。
ネットなどに違法に溢れる過激すぎる動画は論外だが、今回のような、多少の
「ムフ♡」
は、広い心で許してあげる訳にはいけませんかね。
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