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社労士による時事ネタコラム

奈良の社会保険労務士事務所「よしだ経営労務管理事務所」の代表です。 このブログは、社会保険労務士および集客コンサルタントの立場から、日々のニュースで取り上げられた労働、雇用問題や法律についての解説をしたり、一般人としての立場から駄文を書いたりするコラムです。

僕は大阪都構想を肯定する

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大阪都構想の賛否を問う住民投票が17日に迫りました。

新聞社が行った事前調査によると、反対が賛成を少し上回っているようですね。

反対の理由として一番多いのが、「メリットがよくわからない」からだそうです。

確かに、維新の会のホームページを見ても、反対派の主張を見ても、いたずらに文字や動画ばかりが多く、「で、結局なんなん?」となってしまいますね。

 

 

大阪都構想とは?

本当に乱暴に言ってしまうと、大阪都構想とは

「大阪市を解体して、大阪府(都)知事に権力を一本化する」

計画です。

じゃあ、なぜそんなことをしようとしているの?となりますね。

他の県の場合、知事と市長の力関係は、普通に考えると知事の方が強いですが、大阪府知事と大阪の中心である大阪市の市長のパワーバランスはほぼ互角。

大阪府が何か施設を建設すれば、それに負けじと大阪市も同じような施設を建設するなど、お互いをライバル視して、無駄なことも沢山やってきたんですよね。

また、何か一つ物事を決めるときでも、知事と市長の意見が対立して議論が前に進まないということもよくありました。

大阪市に関して過去には、市職員のカラ残業や厚遇問題、第三セクターの経営破綻など、確かに税金の無駄遣いと非難されても仕方がない問題も沢山ありましたね。

僕の学生時代の友人が大阪市職員として働いていますが、彼に話を聞くと

「確かに、以前の職場はかなりヌルかったわ。でも橋本さんが市長になってから、締め付けはかなり厳しなるし、給料も下がるしで、今までえー思いしてたおっさんらはブーブー文句たれとるな。でもまあ、橋本さんがやってること自体は正しいことやと思うし、若い連中からは特に不満も出てへんな。」

とのことで、橋本氏が市長になるまで、言葉は悪いですが大阪市が腐敗しており、橋本市長になってから、厳しい制度改革が進められているのは事実のようです。

 

反対派の意見

橋本氏の目的は、大阪市を解体し、自分が強い権力をもった大阪都知事に就任することで、行政の無駄を排除し、より良い大阪を作りたいということです。(まあ、本当の目的はその先に国政に進出し、最終的には総理大臣にということなのかも知れませんが。。。)

では、反対派の意見としては

「大阪都構想でやろうとしていることは、今のままでも出来る!知事と市長がきちんと連携をとればいいだけだ!」

ということです。まあ、そりゃそうでしょうけど、今までそれが出来なかったことが問題なんでしょうよ。

あとは、都構想を実現する為には莫大な予算がかかるとか、住所が変わって不便になるよ、とか

「現状維持のままの方がええでー」

といった意見ばかりで、大阪をより良くしていこうという意見は全くありませんね。

 

「なんとなく反対」派を取り込めるかがカギ

まあ、賛成派にしても、住民にストレートに訴えかけるメリットを、強く打ち出せていないところが、

「大阪都構想なんか難しいこと言われても、なんやよーわからんし。今でも問題なく生活できてるねんから、別にえーやん」

という「新しいことをされるのは、何となく嫌」という、一般的な考えを持った人たちの支持を得られていないことが、反対派が上回っている理由だと思います。

僕は橋本氏をそれほど支持しているわけでもありませんが、もし今回の大阪都構想が否決されて、橋本氏が辞職することになれば、今後、橋本氏ほどの実行力もった人間は、なかなか出てこないんじゃないかと思います。そうすると大阪市もまたズルズルと昔の腐敗した状態に。。。ということも懸念されます。

個人的には、橋本氏が地方自治の新しい成功の形を大阪都構想で実現させるのを見てみたいと思ってしまうのですが、皆さんはいかがですか?

 

橋下徹 改革者か壊し屋か―大阪都構想のゆくえ (中公新書ラクレ)

橋下徹 改革者か壊し屋か―大阪都構想のゆくえ (中公新書ラクレ)

 

 

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