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社労士による時事ネタコラム

奈良の社会保険労務士事務所「よしだ経営労務管理事務所」の代表です。 このブログは、社会保険労務士および集客コンサルタントの立場から、日々のニュースで取り上げられた労働、雇用問題や法律についての解説をしたり、一般人としての立場から駄文を書いたりするコラムです。

この世には「富裕層向け雑誌」というジャンルがある。

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私は社労士という仕事柄、「日経ビジネス」と中小企業の経営者向けの「日経トップリーダー」という雑誌を定期購読しています。

先日、その「日経トップリーダー」と共に見慣れない雑誌が送られてきました。

「MOMENTUM」という名のこの雑誌、パラパラと中身をめくってみると、高級車や腕時計、かっこいい家具など、とても洗練されたオシャレな写真が目につきます。

「うん?何だコレ」

と気になってググってみたところ、日経BP社が「日経ビジネス」などの雑誌を定期購読している人の中から条件に見合った人を抽出し、上記の雑誌と同梱して送っている『富裕層向けライフスタイル誌』ということです。

「は?なんでや!買って来たポテチを食った食わんで大げんかする、うちのような貧乏夫婦の家になぜ?、こんなお金持ち用の雑誌が!!」

「は!そうか、こうやって貧乏人の元に雑誌を送りつけて、今の俺のようにキョドってる姿を見て喜ぶっていうのが、金持ち様の新しい娯楽なのか!!」

「くそー!天竜人めー!ふざけやがってーっ!!」

と怒りにうち震えた後、昨日取っておいたパピコの半分を食べてクールダウン。あらためて雑誌を読んでみたのですが、まあ、すごい。

掲載されている車は、フェラーリ、ベントレー、ランボルギーニなど、一台の値段で

「やだ。。。お家買えちゃう」

といったものばかり。

時計ももちろん、オーデマピゲやパネライ、ヴァシュロン・コンスタンタンなど、一個当たりのお値段で

「やだ。。。もう一件お家買えちゃう」

といったものばかり。中には一個二億円という、もう時計なのか宝石なのかよくわからない、魔人でも呼べちゃいそうな、鯉の形をしたブレスレット型の時計も。

スーツは最低でもウン十万のものばかりですし、食べ物特集は「熟成寿司」ときたもんだ!

まあ、目の保養には良いですね。ページめくるたびにため息しか出ませんけど。

また掲載されているコラムも

僕はいろいろな人から「顔はきれいなのに心は歪んでいる」と言われる。

「顔がきれい」はその通りだけど、自分では心も、朝の光に白く輝く雪原のように、美しくまばゆいと思う。

それがわからない人たちの心の方が、きっと歪んでいる。

という、素晴らしくパンチの効いた文章で始まります。

普通なら、その後、色々あってコラムの最後に、

「ひげ面で疲れきった顔をした醜男が目の前に立っていたので、殴ってやろうと思ったら、ガラスに映った自分でした。ちゃんちゃん」

的なオチがくると思うじゃないですか。

でも、お金持ち向けの雑誌はやはりひと味違います。その後なんだかんだと外貨MMFの歪みについて解説した後、そのままフェードアウト。

お金持ち様は、こういったコラムを読んで

「ほほほ、またお戯れを」

と高貴な笑いを浮かべられるのでしょうか。

で、最後にこの雑誌のアンケート結果による読者層を調べましたところ

・平均世帯年収1677万円(2000万円以上が2割)

・職業は医者が25%、マネージメント層が50%

とのこと。

 

どうりで、私には「漫画ゴラク」のほうがしっくりくるわけだ。

 

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