トヨタが現場作業員の賃金体系見直し。若手への報酬を手厚く
トヨタ自動車は、工場の現場作業者の賃金体系を大幅に見直すことを発表しました。
具体的な変更点としては、若手への配分を増やし、逆にベテランの昇給割合を減らすとのこと。
少子化で若手の労働力の確保が厳しくなる中、若年層への賃金を手厚くすることで、優秀な若手を多く確保し、中長期的な競争力を強化する狙いです。
ベテラン層への配慮も
一方、現在では60歳の定年後、65歳まで再雇用する場合、仕事量と賃金を半減させているところ、60歳到達時に作業レベルや指導力などで高い能力を持つ人については、従来と同じ賃金を支払い、若手の指導や高度な技術の伝承に従事してもらう制度も定め、優秀なベテラン層への配慮も取り入れています。
政府!、日本の若者のライフはとっくにゼロよ!
将来的な年金制度への不安、上がらない賃金、高額な社会保険料など、多くの不安を抱えている現在の日本の若年層に対して、国内最大級の企業が率先して、このような変革を進めていくことは、とても評価されるべきだと思います。
また、日本の年功序列制度の代表選手ともいえるトヨタが、こういった見直しに動いたことで、他の企業でも若年層への賃金制度の見直しが進むと思われます。
企業がこのように賃金の部分で若年層への配慮を強める以上、政府も、若者にとって不公平な現在の社会保障制度の見直しを進めるべきではないでしょうか。
訳の分からない年金マンガを作っている場合ではないですよ!
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